大風呂敷は信玄餅のパクリなのかや似てるお土産をまとめてみました!
鳥取でお土産として売られてる大風呂敷は信玄餅のパクリなのか等についての情報をまとめてみました!
大風呂敷は信玄餅のパクリ?
鳥取でお土産として売られてる大風呂敷は鳥取県産の餅米を使ったやわらかなきな粉餅に、二十世紀梨で作った梨みつをかけて食べるお菓子です。
だけどきな粉をまぶしてあるお餅に蜜をかけて食べるお菓子というのは、山梨県のお土産として人気の桔梗信玄餅と似てると感じたり、言葉は悪いですがパクリだと思うこともあるでしょう。
山梨県にある桔梗屋から発売されてる桔梗信玄餅は、山梨県でお盆の時期に餅にきな粉と黒蜜をかけて食べる安倍川餅をヒントに作られたお菓子で、発売されたのは1968年(昭和43年)でした。
そして鳥取県のお土産として宝製菓から発売されてる大風呂敷は1973年(昭和48年)から発売されているので、桔梗信玄餅の方が先に誕生してます!
桔梗信玄餅が誕生した1968年(昭和43年)の翌年となる1969年(昭和44年)1月5日には、NHKで大河ドラマ「天と地と」が放送されました。
さらに1969年3月1日には井上靖の小説「風林火山」も映画化されたことで、武田信玄ブームが起こりました。
武田信玄ブームによってゆかりの地である山梨県には多くの観光客が訪れるようになり、それによって桔梗信玄餅も山梨のお土産として有名になりました。
だからメディアの力もあって桔梗信玄餅は全国にも知られるようになったから、それを真似したお菓子を作っても不思議ではないと思いますし、大風呂敷も桔梗信玄餅からヒントを得て作られてる可能性が高いです。
そこへただ真似るだけでなく鳥取名産の二十世紀梨を使った特製の梨みつを使うことでオリジナル要素も入れたのでしょう。
「大風呂敷」という名称は山陰地方で祝い事があると家紋の入った大風呂敷を用意して祝っていたという習慣があったことが由来です。
大風呂敷以外にも信玄餅と似たお菓子はある?
鳥取でお土産として売られてる大風呂敷は桔梗信玄餅と似ていますが、鳥取の大風呂敷以外にも桔梗信玄餅と似たお菓子はあります!
- 新潟県上越市のかなざわ総本舗発売「出陣餅」
- 福岡県福岡市の如水庵発売 「筑紫もち」
- 福島県のお菓子の蔵 太郎庵発売 「すっちょいさ」
- 福井県福井市の村中甘泉堂発売 「越前餅」
- 栃木県那須塩原市の愛月堂発売 「五峰餅」
- 栃木県日光市の葵乃庄発売 「とち餅」
- 長野県長野市の峰福堂本店発売 「街道餅」
だから鳥取の大風呂敷だけが桔梗信玄餅と似たお菓子というわけではなく、全国にも似たようなお菓子があります。
ちなみに大風呂敷の蜜が変わったかは、こちらの記事でも紹介しています。
大風呂敷の蜜は変わったのかやいつからリニューアルされたかまとめました!
鳥取の大風呂敷は通販でも買うことができます。
大風呂敷は信玄餅のパクリまとめ
鳥取でお土産として売られてる大風呂敷は桔梗信玄餅と似ていますし、パクリというと言葉は悪いですが少なくとも影響は受けているかと思います。
でも大風呂敷以外にも桔梗信玄餅と似たようなお菓子は全国にありますし、鳥取の大風呂敷には梨みつが使われてるという鳥取県の銘菓たる要素があります。
大風呂敷の美味しい食べ方についてこちらのきじでまとめています。
鳥取のお菓子 大風呂敷の美味しい食べ方を4つまとめてみました!
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